縄文の種の発見者は 女子中学生?!





[大賀ハス] 植物学者でハスの権威者でもある大賀一郎先生の

エピソードは有名です。広大な千葉市の東京大学検見川総合

運動場で、3粒の古代蓮のタネを発見したのはボランティア

参加の[女子中学生]。その中で開花したのは1個のみでした。

千葉公園にある大賀蓮記念碑、この大賀博士の功績を讃えた

記念碑にも第一発見者は全く記載されていない。ところが昭

和58年7月18日、石碑の除幕式には28歳になった元中学生

が招待されて、除幕の綱を引いている(写真)が。全く表に出

てこない偉大なる無名の第一発見者の [女子中学生]は誰…。

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この一粒の発見こそが、今や広く世界に咲く大賀ハスの影の

功労者、この [女子中学生]は?  大賀博士の発見時の手帳の写

真から判明。この中学生のお名前が発見者として記載。小さ

な文字で「3/30日夕刻17:10頃 西野真理子さん発見(古蓮実)

 長さ1c、重さ0.6g 原文表記のまま)」とあります。

(千葉生涯学習センター 大賀蓮展2023/7に掲載の写真より)

プラントハンターや、第一発見者には命名権もあるのでは!?

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千葉市に転居して約53年、当時は7月25日ごろ東大グランド

で行われていた「大賀ハスまつり」も温暖化の影響か、最近

では6月から開花、千葉公園では7月初旬が見頃です。今年も

見事に咲いた美しい古代蓮 …2000年のロマン、縄文の花…

[NISHINO-OHGA LOTUS] に会いに行こう~